平成24年度北九州市学校薬剤師講習会                    

平成24年度北九州市学校薬剤師講習会の様子
     

開催日時:平成24年9月1日(土)16:00〜 18:30

開催場所:ステーションホテル小倉 4階「豊饒の間」
   (小倉北区浅野1丁目1番1号 TEL:093-541-7111)

 平成24年9月1日 午後4時よりステーションホテル小倉4階大会議室にて学校薬剤師講習会が開催されました。市内の学校薬剤師を中心に202名が参加し今後の学校薬剤師の薬物乱用防止教室への取り組みに非常に役立つ講習会となりました。以下講習会内容の概略を記載しています。
 

@16:10〜16:50 演題:「違法ドラッグの分析について」
           講師:(公社)北九州市薬剤師会 試験検査センター所長
 既存の文献検索に基づき違法ドラッグの分析に関して系統的にまとめて報告がなされました。違法ドラッグの分析に関しては法的な問題から行政機関等でしか現実対応ができませんが、試験検査機関が仮に分析を依頼された事を想定してスクリーニングを行い個別に分析を行う流れをTLC、GC-MS、HPLC-MS、NMR等を利用した分析方法を文献より紹介されました。
 デザイナーズドラッグと言い指定薬物の構造式の基本骨格に付く官能基を一部変え指定薬物を逃れ新たに作られた違法ドラッグがハーブの中やバスソフトの中に混ぜられハーブ店や宅配、インターネットで販売されているのが報道されています。しかも20代の若者の間に利用が広がっています。
 こういった違法ハーブ吸引後の事故や事件の最近の報道事例も紹介されました。


A17:00〜18:30 演題:「違法薬物と薬物乱用状況」
           講師:九州厚生局麻薬取締部 特別捜査課課長
麻薬取締官としての現場での経験を薬物乱用状況と合わせて紹介されました。
麻薬・向精神薬・覚せい剤等の捜査権限はあっても違法ドラッグに関しては捜査権限が現状ない中での、過去の捜査状況を詳細にしかも臨場感あふれる形で説明されました。
 現場経験の深さから説得力あふれる内容で日頃聞くことの出来ない貴重な話をして頂きました。乱用薬物の怖しさを理解している薬剤師への今後の更なる薬物乱用防止への取り組みを期待し、講演を締めくくられました。